長崎県、壱岐島の日本酒「よこやまシルバー」「横山五十」重家酒造
神々の島の分けまえ
天と地を結ぶ島の
風土と個性
我々が酒蔵を構えている長崎県・壱岐島は、
上質な作物が育つ肥沃な土地であり、
その大地から流れる森の養分によって
漁が盛んな恵まれし島です。
「古事記」の国生み神話においては5番目に生み出され、
天地を結ぶ交通路「天比登都柱(アメノヒトツバシラ)」とも
呼ばれていました。
そんな壱岐で育まれる米と水を用い、
壱岐島が持つ風土があらわれた個性のある酒を醸しています。
- 神要水
- 日本酒造りにおいて大切な要素の1つが〝水〟です。
自然の恵み豊富な壱岐でも、適した水はなかなか見つかりませんでした。
日本酒蔵を建設する際、20ヶ所もの水源を掘り起こし、
ようやく日本酒に相応しい軟水に巡り合ったのです。
- 壱岐産米
- 特Aクラスの米が作られる、肥沃な土壌を有する壱岐島。
九州の酒米品種〝吟のさと〟も特Aクラスの評価を獲得しています。
この島の水と、その水で育った酒米を使うことで、この島の我々でしか造れない味わいを追求してまいります。
世界に轟く
一杯目の酒
壱岐の豊饒な風土が
育んだ素材で生み出す日本酒は、
フレッシュでジューシーな味わいと
豊かな香りが魅力です。
世界にその名を
轟かせる酒となるよう、
日々試行錯誤を重ねるのが弊社のモットー。
酵母を生み出す際にも並々ならぬ手間を掛け、
高レベルの醸造技術で生み出す日本酒には、
そのポテンシャルがあると信じています。
- 水と米
- 長崎県壱岐島は壱岐対馬国定公園の中心となる島です。
そのため人の手があまり入っておらず、酒造りに適したミネラル豊富な水が湧き出ております。
さらに気候が穏やかで作物が育ちやすいため、美味しい日本酒の元となる素晴らしい米が育ちます。
- 技・設備
- 弊社では理想的な味わいを醸すため、様々な分析機器や最新の設備を活用しております。
蔵内は常に5℃以下に保ち、酵母を最適な環境で管理。
空気に触れさせることなくマイナス5℃以下で充填することで、酸化と温度変化を防ぎフレッシュで造りたての味をお客様にお届けすることに注力しています。
- 科学・分析
- 伝統的な醸造技術のみならず、科学的な角度からの視野も大切にしております。
温度ごとの違いや酵母による差など、常にデータを取って細かく分析。理想の味わいを安定して生み出せるよう努めるのが信条です。
- 想い・情熱
- 父の代で一度途絶えてしまった壱岐の日本酒造り。
〝壱岐の日本酒を復活させ、父に自分が醸したものを飲んでほしい〟。
そんな想いから始め、現在では酒米も壱岐で作り始めており、壱岐の風土を凝縮した酒造りを行っています。